父と母の心に残る言葉

私の両親は、二人ともとても前向きな性格です。
なのになぜか、私は子供の頃から後ろ向きな性格でした。

今はだいぶ改善しましたが、学生時代や社会人になってしばらくは、とても後ろ向きな考え方をしていました。

「なぜあの人はあんなことを言うのだろう」
「なぜ私はあの時あんなことをしてしまったのだろう」
「あの時こうしていれば、こんなことにはならなかったのに」

そんなふうに、嫌な過去を思い出しては苦しくなっていました。

そんな私を見て、両親は心に残る言葉をかけてくれました。

父の言葉

私が
「〇〇さんは、なんであんなことを言うのだろう」
と話した時、父はこう言いました。

「みかんは物差しが短い。
世の中には色々な人がいる。くねくね曲がった物差しの人もいるし、とても長い物差しの人もいる。
みかんが短い物差しのままだと、相手のことを測ることはできない」

その話を聞いた時、私は「なるほどな」と思いました。

自分の考えだけで相手を見ようとしても、相手の気持ちは分からない。
もっと広い考え方を持てれば、相手を理解できるのかもしれない。

父の言葉を聞いて、自分の頑固な考え方が少し変わった気がしました。

また、人生でとても辛かった時期、私は過去ばかり振り返っては苦しんでいました。

そんな私を見かねた父は、散歩に誘ってくれました。
川を見ながら、父はこう言いました。

「みかん、川を見てごらん。
川の流れに逆らって進もうとすると大変だ。
でも、流れに沿って進めば、楽に進める」

その時、過去を思い出し続けても苦しいだけなのかもしれない、と感じました。

母の言葉

私が悩んでいた時、母はこう言ってくれました。

「泣いても一日、笑っても一日。
今日という日は二度と来ないのよ」

また、私が過去を振り返って後悔していた時には、

「過去を振り返っても、何の得にもならないの。
振り返って良くなるなら、お母さんだってたくさん振り返るわ」

と言ってくれました。

私はかなり後ろ向きな性格でした。
でも、苦しい時に両親から言葉をもらい、そのたびに少しずつ乗り越えてきました。

今の私は、そんな両親の言葉に支えられて、少しずつ前向きになれたのだと思います。

とはいえ、今でも落ち込むことはあります。
そんな時は両親の言葉を思い出し、前へ前へと進むようにしています。

下のイラストは父が「ものさし」の話をした直後に描いたものです。
その時の「ものさし」の長さよりも、現在は3倍くらいには大きくなったかなと思っています。

SNSなどで共有していただけると励みになります
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする